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インターネット (Internet)

別名
Internet (internet) 【インターネット】

最終更新日: 2002/04/17

 パケット通信プロトコルであるTCP/IPを利用して、世界規模での通信を可能にしたネットワークシステム。インターネットの起源は1969年と非常に古いが、インターネット上でハイパーリンク機能を持ったドキュメントの閲覧を可能にするWWW(World Wide Web)が開発されてから、広く一般のパーソナルコンピュータユーザーが利用するネットワークとして普及、定着するに至った。

 現在のインターネットの起源となったのは、1969年に米国国防総省(U.S. Department Of Defense:DOD)の高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency:ARPA)が導入したARPAnetと呼ばれるネットワークだといわれている。一説によれば、情報システムを核攻撃から守るための分散型ネットワークの研究だったといわれている。その後の1979年に、ノースカロライナにある2つの大学が、ARPAnetをモデルにして相互にネットワーク接続してBBSサービスや電子メールサービスを開始。また1986年には、全米科学財団(National Science Foundation:NSF)が、ARPAnetをモデルにしてNSFnetと呼ばれるネットワークの運営を開始、このNSFnetは、大学などの研究機関を中心に広がった。

 日本国内では、1984年に大学などの研究機関を中心にしてJUNET(Japan Unix NETwork)の運営が開始された。JUNETは国内で設立された学術情報ネットワークの草分け的な存在であり、1984年の10月には、東京大学、東京工業大学、慶応大学を接続して運用実験が開始された。当初の実験では、主にUUCP(Unix to Unix Copy Protocol)というデータ転送方式を利用して、UNIXマシンと公衆回線を使ったニュースと電子メールのサービスが行われた。

 その後の1988年、JUNETで培った運用技術を利用して、専用線によるIP接続を行う実験ネットワークとして、WIDE(Widely Integrated Distributed Network)が発足した。このWIDEは、日本で最初の広域インターネットとして位置づけられている。

 このようにインターネットは、当初は大学や研究機関などの実験ネットワークとして発足し、発展してきた。しかしネットワークが拡大し、一般ユーザーからも利用要求が増加したため、利用料金を徴収する代わりに、誰でもインターネット自由に参加できるようにするサービスを提供するインターネットサービスプロバイダが登場した。このインターネットサービスプロバイダの登場以降、インターネット人口は爆発的に増加し、商用利用が広く普及するに至った。研究機関のユーザーや、一部のコンピュータ関連企業などだけでなく、ごく一般のユーザーがインターネットに参加するようになり、現在では、インターネットは標準的な広域ネットワークとして位置づけられている。

 さらに最近では、規制緩和なども手伝って、オンライントレーディング(株式売買)やオンラインバンキングのインフラストラクチャとしてインターネットが活用されるなど、ユーザーから見たインターネットの可能性はさらに広がっている。

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