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Joliet

【ジョリエット】

最終更新日: 2001/04/18

 CD-ROMの拡張論理フォーマットの1つ。Microsoft社によって考案され、Windows 95のCDFS(CD File System)で初めて実装された。

 CD-ROMの世界標準の論理フォーマットとしてはISO 9660があるが、これはより多くの機器で読み出せるように、規格が検討された当時に最も広く普及しており、かつ最も制限が強かったMS-DOSに準拠する形で各種の仕様が決定された。このためISO 9660では、ファイル名/ディレクトリ名は8.3形式であり、かつファイル名の大文字/小文字は区別しないようになっている。

 これに対しMicrosof社は、Widows 95の新しいLongFilename FATファイルシステムにおいて、8.3形式を超える長いファイル名を利用可能にした(ただしLongFilename FATにおいても大文字/小文字の区別は行わない)。そしてCD-ROMに記録されるファイルついても、長いファイル名を割り当てられるように考案されたのがJolietフォーマットである。

 Jolietでは、ISO 9660との上位互換性を維持しながら、8.3形式を超える長いファイル名を使用可能にしている。具体的には、ISO 9660での8.3形式のディレクトリツリーはそのままにして、長いファイル名を記録したディレクトリツリーを作成し、ファイルの実体を指す双方のポインタを同一のファイルに設定している。こうすることによって、8.3形式のファイル名でアクセスしても、長いファイル名でアクセスしても、両者が同じファイルを参照できるようになる。なおJolietでは、文字コードセットとしてUnicodeを使用して長いファイル名を記録している。

 ただしWindows 95では、最大で255文字までのファイル名を利用可能だが、このJolietを使用しても、ファイル名は最大で64文字までに制限されている。またISO 9660では、ディレクトリ階層が8階層までに制限されているが、Jolietではこの制限を解除している。

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