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IEEE 1394

【アイ・トリプル・イー・イチ・サン・キュウ・ヨン】

別名
i.LINK 【アイ・リンク】
FireWire 【ファイア・ワイヤ】
アイ・リンク (i.LINK)
ファイアワイヤ (FireWire)

最終更新日: 2002/05/30

 アップル社が中心となり、家電メーカーなどの協力を得て規格化された高速シリアル・インターフェイス規格。デジタル・ビデオ・カメラ(DV)やデジタルVTR、ディスク・ドライブ、イメージ・スキャナ、AV機器、セットトップ・ボックスなど、大容量のデータを高速に転送する必要があるデバイスなどで採用されている。各機器はデイジー・チェーン方式で順次接続される。転送速度としては100Mbits/s、200Mbits/s、400Mbits/sの3種類があり、それぞれS100、S200、S400と表記される。

 IEEE 1394は規格の正式名称であるが、ユーザーに分かりやすい名称として「FireWire(ファイア・ワイヤ)」と「i.LINK(アイ・リンク)」という2つの名称が付けられている。アップル社は「FireWire(高速なデータ伝送ができるワイヤ)」と名付けたが、家電業界では商品名に炎や火事などを連想する名称を付けることはタブーとされており、ソニーでは「i.LINK」という名称を推している。その結果、コンピュータ業界ではFireWireが、家電業界ではi.LINKがそれぞれ広く使われている。なお、IEEE 1394を推進する団体「1394 Trade Association」は、2002年5月29日にアップルの「FireWire」という商標およびロゴ、シンボルを正式にIEEE 1394の統一ブランドとして採用することを発表している。

 IEEE 1394は、前出のようなマルチメディア機器で保存されたデータをPCで編集するなどといった用途を中心にして、徐々に需要が高まってきている。現在では、一部のPCではIEEE 1394を標準装備しているが、一般的にPCにIEEE 1394インターフェイスを追加するには、拡張カード(PCカード)を購入してPCに組み込む必要がある。

 IEEE 1394のデータ転送速度は、当初は最大400Mbits/sであったが、これを800Mbits/sや1.6Gbits/sに引き上げる計画がある。また、IEEE 1394の次世代規格として、最大データ転送速度3.2Gbits/sの「1394b」の規格化が進んでいる。物理的な媒体も、現在のシールド付きのより対線(4ピンもしくは6ピン・コネクタ)に加えて、シールドなしのより対線や、光ファイバを用いたものなども計画されている。

IEEE 1394の6ピン・コネクタ
IEEE 1394の6ピン・コネクタ
これは電源端子を含む6ピンのコネクタ。

IEEE 1394の4ピン・コネクタ
IEEE 1394の4ピン・コネクタ
これは電源端子のない4ピンのコネクタ。

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