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K75

【ケー・ナナ・ゴー】

最終更新日: 2001/06/15

 AMDの第7世代x86互換プロセッサAthlonにおいて、2番目に登場したプロセッサ・コアの開発コード名。最初のバージョンだったK7の後継として開発された。

 K75は、1999年11月30日に発表されたAthlon-750MHzに初めて搭載された。これは、K7の仕様をほぼそのままに製造プロセスを0.18μmにしたもので、これによりクロック周波数はK7の700MHzに対し、K75では1GHzに達した(販売されたのは550MHz〜1GHz)。しかし、外付けの2次キャッシュ・メモリはK75ほどクロック周波数を高めることができず、コア・クロック750MHz〜850MHzではその2/5、900MHz〜1GHzではその1/3のクロックでしか駆動できず、Athlonの性能向上カーブを鈍化させる要因となった。

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