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低電圧版Xeon (low voltage xeon)

【テイデンアツバン・ジーオン】

最終更新日: 2002/09/06

 Intelのサーバ向けx86プロセッサ「Xeon(ジーオン)」の消費電力や発熱量を低減したプロセッサ。ブレード・サーバなど、消費電力や発熱量を低く抑える必要のある高密度サーバ向けの製品である。インテルによる正式な名称は「低電圧版インテルXeonアプリケーション/サービス・プロセッサ」だ。

 低電圧版Xeonの基本的な仕様は、NetBurstマイクロアーキテクチャの採用や512Kbytesのオン・ダイの2次キャッシュ、400MHzのFSBクロック周波数、Hyper-Threadingのサポートなど、Xeonと変わらない。動作クロック周波数は1.60GHz(2002年9月上旬の時点)。熱設計時電力(TDP:Thermal Design Power)は、同世代のプロセッサ・コアを持つXeon-1.80GHzが55Wなのに対し、低電圧版Xeon-1.60GHzは30Wと低く抑えられてる(前世代のコアになるXeon-1.50GHzは59.2W)。

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