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コマンドライン・インターフェイス (command line interface)

最終更新日: 2002/02/03

 キャラクタ・ベース・システムにおいて、コンピュータがコマンド入力を受け付けることを示す入力プロントを表示し、ユーザーがこれに応じてコマンドやデータをキーボードから入力するという作業を繰り返しながら処理を進める形式のユーザー・インターフェイス。

 例えばMS-DOSでは、「C:\>」などという入力プロンプトに続き、ユーザーがコマンドを入力することで目的とする処理を実行する(「C:\>」は、カレント・ドライブがCで、カレント・ディレクトリがルート・ディレクトリ「\」であることを示す)。コマンドの処理が完了すると、再度入力プロンプトが表示され、ユーザーはコンピュータが次の入力を受け付け可能な状態になったことを知る。このように、入力プロンプト表示→ユーザーによるコマンド入力を繰り返しながら全体としての処理を行うユーザー・インターフェイスのことをコマンドライン・インターフェイスと呼ぶ。現在では、Windowsなどのグラフィカル・ユーザー・インターフェイスが主流になったが、初期のコンピュータでは、このようなコマンドライン・インターフェイスが使われていた。

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