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西暦2000年問題 (Year 2000 problem)

【セイレキ2000ネン・モンダイ】

別名
Y2K問題 (Year 2000 problem) 【ワイ・ツー・ケー・モンダイ】

最終更新日: 2002/06/14

 年号の千の単位が繰り上がる西暦2000年にコンピュータシステムが正しく対応できないことから発生する問題。日付情報が間違って処理されることから、具体的には、ファイルが間違って消去される、システムが誤動作したり、停止したりするなどの問題が起こる可能性がある。現代社会ではあらゆる場所でコンピュータシステムが使われており、金融や流通、製造、通信、サービス業、管制やシステム管理など、あらゆる産業、あらゆる用途で問題が発生する可能性があり、その影響は計り知れない。各国とも、国を挙げて2000年問題に対処する方針を示している。米国では、「year 2000」 を省略して「Y2K(ワイ・ツー・ケー)」と呼ばれることもある。

 西暦2000年問題の最も単純な原因は、ソフトウェアやハードウェアが年号を2桁の数値として処理していることである。このようなシステムでは、「99」の次が「00」として処理されるので、たとえば2000年に作成されたファイルの年号は「00」年、すなわち1900年として処理されてしまう。つまりこのケースでは、ファイルが100年も前のものとして処理されてしまう結果となる。

 このため最新のファイルであるにもかかわらず、古いファイルと誤認識されて消去されてしまったり、想定できない場面が発生したとしてソフトウェアが誤動作したりする可能性がある。

 西暦2000年問題を抜本的に解決するには、年号を4桁以上の数値として処理するように改良すればよい。ただしデータベースの中には、データ自体も年号を2桁で記録しているものもあり、この場合にはプログラムのロジックだけでなく、データベース全体も更新しなければならない。

 これに対し簡易な対処方法としては、年号の扱いは2桁のまま、プログラムロジックだけを修正して、「00」を2000年と認識できるようにする。ただしこの場合には、1990年と2000年をプログラムロジックで区別することになるので、あらゆるケースで適用できるとはかぎらない。

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