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データウェアハウス (data warehouse)

別名
DWH (Data WareHouse) 【ディ・ダブリュ・エッチ】

最終更新日: 2002/02/19

 製造や流通、販売など、企業が日々の活動のなかで得られるさまざまな情報を一元的なデータベースとして蓄積、管理したもの。企業は、このデータウェアハウスを使って、原材料の市況や取引先の状況、顧客ニーズなどを多角的かつリアルタイムに分析して、意思決定や戦略立案などを行う。

 最も典型的なデータウェアハウスの例は、小売業におけるPOS(Point Of Sale)データの利用である。初期のPOSシステムは、主に店舗の仕入れ業務を効率的かつ確実にすることを目的としていた。しかしPOSによって得られるデータをさらに踏み込んで活用すれば、例えば曜日や時間帯によって商品の売れ行きがどのように変化するか、年齢層や性別による嗜好性の違いはないか、ある商品を購入した顧客が一緒に購入する商品は何か、などといった分析を行うこともできる。こうした戦略的な目的でPOSデータを活用する場合には、できるだけ大量のデータを、顧客ニーズの変化よりも早く分析して意思決定を行う必要がある。従来は、コンピュータの能力不足などから、POSデータを多角的に分析することは難しく、あらかじめ決められた特定のパターンのレポート(例えば日時別とか店舗別、品目別売り上げなど、ある決まった固定的な形式のレポート)しか利用できなかったが、コンピュータのコストパフォーマンスが大幅に向上し、さまざまな視点で、瞬時に分析することが可能になってきた。POSデータとして得られる顧客の購買情報を全国的に収集し、データウェアハウスとして一元管理することで、それらの情報を元にさまざまな仮説のシミュレーションを行い、結果を検証して、最も効果的な意思決定に役立てることができるようになる。

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