
LMHOSTSファイル (Lan Manager hosts file)
【エル・エム・ホスツ・ファイル/ランマン・ホスツ・ファイル】
NetBIOS名とIPアドレスの対応を表すための静的なデータベース ファイル。NBTプロトコルを使ったWindowsネットワーク環境では、ホスト名(NetBIOS名)からそのホストの持つIPアドレスを求めるためにさまざな方法が使われるが、LMHOSTSファイルもそのうちの1つ。LMHOSTSというテキスト ファイルにホスト名とIPアドレスの対応を記述しておき、必要に応じてこのファイルを検索することによって、IPアドレスを求める。このファイルは、Windows 9xでは、C:\Windowsなどのシステム ディレクトリに、Windows NT/2000では、%systemroot%\System32\Drivers\Etcディレクトリに置くことになっている。
LMHOSTSファイルの書式は、その名のとおり(LMはWindowsネットワークの前身であるLAN Managerの略、HOSTSはhostsファイルのこと)、UNIXなどで使われるhostsファイルの書式に似ており、それにNetBIOS向けの拡張が施されている。たとえば次のようなものである。
# sample lmhosts file
192.168.0.10 rhino #PRE #DOM:networking
192.168.0.11 "appname \0x14"
192.168.0.12 popular #PRE
hostsファイルでは、行の先頭にIPアドレスがあり、その後ろに文字列によるホスト名を1つないし数個記述するが、これはLMHOSTSファイルでも同様である。しかし、「#」記号で始まる特別な予約語がいくつか定義されている。たとえば、「#PRE」は、そのエントリを初期化時にNetBIOSネーム キャッシュにプリロードすることを表し、「#DOM:<名前>」は、そのエントリがドメイン コントローラであることを示す。また「"appname \0x14"」という行は、そのNetBIOS名が特別なアプリケーション サーバであることを示している。NetBIOS名は常に16bytesであり、その最後のバイトの値が、たとえば0x14ならばアプリケーション サーバを表す、などと決められているので、このような記述方法を使う。
LMHOSTSファイルは、ルータを越えた場所にあるドメインへログオンしたり、そのようなドメイン間で信頼関係を結んだりする場合に使われることが多い。しかし現在のWindowsネットワーク環境では、各ホストに与えられるIPアドレスはDHCPなどで動的に割り当てられるのが一般的なので、静的なエントリしか記述できないLMHOSTSファイルでは対応できないことが多い。そのため、現在ではWINSなどの方法が広く使われている。
Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.
関連用語
- - PR -
| ◆ | 企業の仮想化に足りない“発想”とは? 仮想化運用管理のキモは意外なところに! New! |
| ◆ | 操作もマニュアルも分かりやすい! ユーザー視点で開発されたPC管理ツール New! |
| ◆ | 仮想化すればコストは削減できるか? 仮想化に必要な「3つの視点」を解説する |

| ◆ | セキュリティを知り尽くす上野氏が登壇! @ITメールソリューションLive! in Tokyo |
| ◆ | 運用管理の課題を“2つの観点”から分析 ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは? |
| ◆ | 世界に通用するストレージの作り方とは? 製品に込めた思いを富士通の開発者に聞く |

| ◆ | OSSで手間も時間も、障害も減った―― 「マピオンの事例」オープンソース活用法 |
| ◆ | 「ノートPCの持ち出し禁止」で大丈夫? 情報漏えいを防ぐ管理手法とインフラは? |
| ◆ | 1日の処理を1秒に――MySQLの達人が語る 「コスト削減」できるチューニング |

| ◆ | ドキュメント作成を自動化して、SEの作業 効率を大幅アップ! Visio 2007の魅力 |
| ◆ | 急速に広がるHyper-Vでのサーバ仮想化 そのベストプラクティスをデルが解説 |
| ◆ | @IT主催セミナーで語られた、「担当者に 求められるセキュリティ対策」をレポート |

| ◆ | @IT「Windows 7」 特設サイトオープン! 最新情報・移行ノウハウを公開しています |




