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CDFS (Compact Disc File System)

【シー・ディー・エフ・エス】

最終更新日: 2002/06/11

 CD-ROMをファイル システムとしてアクセスするために、Windows 95で組み込まれた32bitプロテクト モード ファイル システム。CDFSは、その後のWindows 98やWindows 98 Second EditionでもそのままCD-ROM用ファイル システムとして利用された。

 CD-ROMは、音楽用CD(Compact Disc)の技術をベースとして、これにコンピュータで取り扱うデータを記録できるようにしたものである。CD-ROMの論理フォーマットは、ISO 9660と呼ばれる標準仕様によって規格化されている。このISO 9660が開発された1987年当時、各OSベンダは、決定された標準仕様に従って、ここに記録されたデータをコンピュータのファイルとして取り扱うためのファイル サブシステムを設計した。MS-DOSでは、ISO 9660論理フォーマットのデータを扱うために、MSCDEX.EXEというファイルシステム ドライバが開発され、これをシステム起動時に実行されるAUTOEXEC.BATの中で起動し、メモリに常駐させるようになっていた。

 その後も、Windows 3.xまでは、DOSレベルで常駐させたリアル モードのMSCDEX.EXEを利用してCD-ROMアクセスを行っていたが、DOSレベルでファイル システム ドライバを常駐させないとCD-ROMドライブを使用できない、CD-ROMアクセスのたびにプロテクト モード←→リアル モードの移行が発生し、性能的なオーバーヘッドが大きいなどの問題があった。このためWindows 95では、ISO 9660論理フォーマットのCD-ROMをアクセスするために、32bitのプロテクトモードCD-ROMサブシステムが開発された。これがCDFSである。

 またこのCDFSでは、ISO 9660の上位互換を保ちながら、255文字までの長いファイル名を扱えるようにした(それまでのファイル名は8.3形式だった)、Jolietと呼ばれるフォーマットに対応し、長い名前を持ったファイルを含むCD-ROMを読み込めるようにされた。

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