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プライベートIPアドレス (private IP address)

【プライベート・アイ・ピー・アドレス】

別名
プライベートアドレス (private address)

最終更新日: 2001/06/18

 TCP/IPネットワークにおいて、各組織内部で自由に使うことのできるIPアドレスのこと。単にプライベートアドレスともいう。

 TCP/IPプロトコルでは、通信する相手のノードを特定したり、IPのパケットをルーティングしたりするために、重複のない、ユニークなアドレスを付けておく必要がある。特にインターネットでは、世界中のノードがネットワークに接続されているため、これらの間でユニークになるように、公式なグローバルIPアドレスを付けておかなければならない。

 しかし、各組織の中だけで閉じているようなローカルなネットワーク(イントラネット)や、インターネットとはファイアウォールで隔離されたネットワークの場合には、プライベートIPアドレスと呼ばれる、次のようなIPアドレスを使ってネットワークを構築してもよい。

クラスA 10.0.0.0〜10.255.255.255
クラスB 172.16.0.0〜172.31.255.255
クラスC 192.168.0.0〜192.168.255.255

 3つのクラスがあるが、組織の規模に応じてそれぞれ使い分けるとよいだろう。家庭内やSOHOなど、規模の小さなネットワークでは、クラスCの192.168.0.0〜192.168.255.255が使われることが多い。大きな企業ならば、クラスAの10.0.0.0〜10.255.255.255を使い、例えば10.A.B.0とすると、Aの部分でビルや地域を表わし、Bの部分でビル内のフロアや部署などを表わすという方法が考えられる。

 プライベートIPアドレスを使ったパケットは、インターネットへ送信してはいけない。そのため、インターネットの世界と通信するためには、通常はProxyサーバやNAT機構などを使ってパケットを中継するなどの方法がとられる。

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