
DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
【ディー・エッチ・シー・ピー】
ネットワーククライアントに対して、IPアドレスやサブネットマスクなどのネットワーク情報を動的に割り当て可能にするプロトコル。本来TCP/IPネットワークでは、IPアドレスなどのネットワーク設定を各クライアントごとに行わないと正しく通信できないが、このDHCPを利用すれば、クライアント側の設定は一律「サーバから必要な情報を取り出す」という構成にしておき、ネットワークの利用時に必要な情報を割り当てられるようになる。ユーザーからすれば、面倒なネットワーク設定を省略することができ、管理者からすれば、一元的なネットワーク管理が可能になる。Windows 9xやWindows NT 4.x、MacOSなどでDHCPのクライアントモジュールが標準添付されるようになり、広く利用されるようになった。ダイヤルアップでインターネットサービスプロバイダに接続する場合なども、DHCPを利用してIPアドレスを始めとするネットワーク設定を行うのが一般的である。
DHCPは、IPアドレスやサーバアドレスなどの設定ファイルを起動時に読み込めるように開発されたBOOTP(BOOTstrap Protocol)をベースとする上位互換規格である。ただしこのBOOTPは、ディスクを搭載しないディスクレスクライアントが、使用すべきIPアドレスやサーバアドレス、起動用プログラムのロード先などを見つけてシステムを起動可能にすることを目的として作成されたもので、クライアントのIPアドレスやホスト名などはあらかじめ決定しておく必要があった。これに対しDHCPでは、クライアントがIPネットワークに参加するためのすべてのパラメータ(IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレス、ドメイン名など)を動的に割り当てられるようにした。サーバ側では、DHCPクライアント用として、いくつかのIPアドレスを用意しておき(これはアドレスプールと呼ばれることがある)、DHCPクライアントの要求に応じて、この中から1つのアドレスを割り当てるようにする。ただしネットワークパラメータの要求・応答のために、クライアントとサーバ間でやり取りされるメッセージの内容や、通信手順などは、元となったBOOTPのそれをほとんどそのまま使用する。
DHCP標準は、RFC 1541で規定されている。
Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.
関連用語
■BOOTP
■サブネットマスク
■プロトコル
■TCP/IP
■Windows 98
■Windows NT
■インターネット・サービス・プロバイダ
■ゲートウェイ
■ドメイン名
■RFC
■WINS
■LMHOSTSファイル
■デフォルトゲートウェイ
■APIPA
■WPAD
■DNS
■DNSサーバ
■MACアドレス
- - PR -
| ◆ | 企業の仮想化に足りない“発想”とは? 仮想化運用管理のキモは意外なところに! New! |
| ◆ | 操作もマニュアルも分かりやすい! ユーザー視点で開発されたPC管理ツール New! |
| ◆ | 仮想化すればコストは削減できるか? 仮想化に必要な「3つの視点」を解説する |

| ◆ | セキュリティを知り尽くす上野氏が登壇! @ITメールソリューションLive! in Tokyo |
| ◆ | 運用管理の課題を“2つの観点”から分析 ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは? |
| ◆ | 世界に通用するストレージの作り方とは? 製品に込めた思いを富士通の開発者に聞く |

| ◆ | OSSで手間も時間も、障害も減った―― 「マピオンの事例」オープンソース活用法 |
| ◆ | 「ノートPCの持ち出し禁止」で大丈夫? 情報漏えいを防ぐ管理手法とインフラは? |
| ◆ | 1日の処理を1秒に――MySQLの達人が語る 「コスト削減」できるチューニング |

| ◆ | ドキュメント作成を自動化して、SEの作業 効率を大幅アップ! Visio 2007の魅力 |
| ◆ | 急速に広がるHyper-Vでのサーバ仮想化 そのベストプラクティスをデルが解説 |
| ◆ | @IT主催セミナーで語られた、「担当者に 求められるセキュリティ対策」をレポート |

| ◆ | @IT「Windows 7」 特設サイトオープン! 最新情報・移行ノウハウを公開しています |




