オブジェクト指向の世界


<バックナンバー>

第31回 情報を媒体に転写する? 形相と質料
オブジェクト指向の世界(31)
 「工業製品の製造は設計情報の転写だ」という考え方がある。今回は、「転写」と「媒体(メディア)」について整理してみる
第30回 SFC学習パターンを新人研修に適用する
オブジェクト指向の世界(30)
 今回は「SFC学習パターン」を暗黙知対形式知の視点で考え、この学習パターンを企業の新人研修に適用できるかどうかを探っていく
フラクタル - 自己相似形とべき乗則
オブジェクト指向の世界(29)
 今回はフラクタルを考える。フラクタルは同じ図形パターンがスケールを変えて何度も現れ、縮小された自己相似形がべき乗則で増えていく
パターン言語事例 − 慶應SFCの『学習パターン』
オブジェクト指向の世界(28)
 慶応義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)で作成された『学習パターン』は、ソフトウェアパターンともXPとも異なる第3のパータンだ
クラウドの潮流を考える――らせん的進化・その2
オブジェクト指向の世界(27)
 クラウドもアプリケーション・アーキテクチャのらせん的進化に果てに登場したものだ。IT業界に宿る力学を踏まえて未来を考えよう
世界はらせん的に進化する
オブジェクト指向の世界(26)
 開発プロセスの変化、すなわちウォーターフォールからRUP、そしてアジャイルへの流れは、らせん形に揺れながらの進化なのだ
オブジェクト指向を考える──普遍の知識
オブジェクト指向の世界(25)
 オブジェクト指向とは何か──。それを探っていくと、そこにはプラトン、アリストテレス以来の普遍の思想が息づいていることが分かる
UML2メタモデルを読む - 知識とは何か?(2)
オブジェクト指向の世界(24)
 知識には「広さ」と「深さ」がある。UMLの仕様(メタモデル)では、オブジェクト指向の手法を用いることによってこの広さと深さを表現している
UML2メタモデルを読む−知識とは何か?
オブジェクト指向の世界(23)
 モデルを表現するモデルを「メタモデル」と呼ぶ。メタモデルを理解することで、モデルが生成される根本的なところを把握することができる
ソフトウェアは知識の結晶
オブジェクト指向の世界(22)
 ソフトウェアとは目に見えない不思議な生産物である。プログラマ(たち)の知識が凝縮された“知識の結晶”だと表現することもできる
オブジェクト指向のソクラテス式対話編
オブジェクト指向の世界(21)
 今回は趣向を変えて、ソクラテス式対話編でオブジェクト指向を考える。オブジェクト指向の本質はギリシャ哲学の源流にあるともいえる
RUPをパターン言語として考える
オブジェクト指向の世界(19)
 ベストプラクティスをパターン言語として整理する1つの具体例としてRUP(Rational Unified Process)を取り上げる
ネットコミュニティのQWAN(無名の質)
オブジェクト指向の世界(18)
 無名の質は建築家のアレグザンダーが提唱する家や建物あるいは街に内在する大切な質だが、どうやらネットのコミュニティにも関係しそうである
パレートの法則 vs. ロングテール現象
オブジェクト指向の世界(17)
 今回は少し話題を変えて、最近注目されてきたロングテール現象について考えてみたい。この「長いしっぽ」はWeb 2.0の流れと関係している
モノ・コト分析をパターン言語で表現
オブジェクト指向の世界(16)
 モノ・コト分析をパターン言語の視点でとらえてみる。これにより、アジャイル系のベストプラクティスもパターン言語としてとらえることができる
モノ・コト分析の段階的モデリング
オブジェクト指向の世界(15)
 今回はモノ・コト分析のモデリングのためにクラスのステレオタイプ《mono》と《koto》を定義する。これでいっそう分かりやすいモデルになるはずだ
分かりやすいモノ・コト方式のモデリング
オブジェクト指向の世界(14)
 今回はモノとコトのモデリングについて考えた。オブジェクト指向の特徴の1つは現実世界をそのまま自然にモデリングできることなのだが……
モノとコトによるモデリング
オブジェクト指向の世界(13)
 モノとコトによるモデリングについて考える。人間社会の活動はモノとコトを分離してとらえることにより自然にモデリングできる
IT Architect」フォーラム 2005/12/23
“what & why”4原因説をビジネスモデルに応用
オブジェクト指向の世界(12)
 情報システムは何のために開発するのか。そもそもビジネスは何のために行うのか? アリストテレスの4原因説で考えてみる
IT Architect」フォーラム 2005/10/21
アリストテレス編−“what & why”4つの原因説
オブジェクト指向の世界(11)
 アリストテレスは、もののあり方を“4つの原因の連鎖”として説明した。この“4原因説”はシステム開発の世界でも応用できる
IT Architect」フォーラム 2005/8/5
プラトン編−イデア論とクラス/インスタンス
オブジェクト指向の世界(10)
 オブジェクト指向の最も基本的な概念は「クラス」と「インスタンス」である。プラトンのイデア論に絡めて解説しよう
IT Architect」フォーラム 2005/6/11
分析手法のキホン:「分解と分類」
オブジェクト指向の世界(9) 
今回は分析の基本的な2つの手法「分解」と「分類」について考える。この類似した2つの概念の違いはどこにあるのか?
IT Architect」フォーラム 2005/4/9
分析から設計へのモデル変換などについて
オブジェクト指向の世界(8) 
「分析(analysis)」と「設計(design)」は開発プロセスの文脈では隣り合わせで使われるが、本来はまったく異なる概念である
IT Architect」フォーラム 2005/2/16
パターンとパターン言語入門
オブジェクト指向の世界(7) 
パターン言語とオブジェクト指向とはまったく異なる概念ですが、ソフトウェアパターンはなぜかオブジェクト指向開発の世界に入ってきました
IT Architect」フォーラム 2005/1/21
名前のない品質とパターン言語
オブジェクト指向の世界(6)
 情報システムは一部分の機能のみではなく全体性(whole)を考慮しなければいけない。そこまでを視野に入れて設計すべきなのである

IT Architect」フォーラム 2004/10/30
全体最適とアーキテクチャ
オブジェクト指向の世界(5)
 「ニューヨーク最新ビジネス視察セミナー」を通じて、ビジネスとITアーキテクチャの関係を改めて考えた。ポイントは「全体最適」である

IT Architect」フォーラム 2004/8/20
「ピカソ、113億円で落札」をUMLで表現する
オブジェクト指向の世界(4)
 今回は取引という「事象」を題材として取り上げる。「ピカソの絵画が113億円で落札された」。これをUMLでどう表現するか

IT Architect」フォーラム 2004/6/23
UMLで新聞記事を読む
オブジェクト指向の世界(3)
 今回は、UMLで新聞記事の内容をどこまで表現できるかにチャレンジしてみましょう。題材として日本経済新聞の記事を取り上げます

IT Architect」フォーラム 2004/5/21
自然言語をUMLで表現してみる
オブジェクト指向の世界(2) 
UMLはJavaやCのような形式言語の一種です。日本語や英語のような自然言語ではないのですが、果たしてその違いはどこにあるのでしょうか

IT Architect」フォーラム 2004/3/25
流れ去るものと不変なもの
オブジェクト指向の世界(1)
 JavaやUMLといったソフトウェア開発の話題とは少し離れて、オブジェクト指向そのものの哲学的意味を考えてみたいと思います

IT Architect」フォーラム 2004/2/25
筆者プロフィール
河合 昭男(かわい あきお)
大阪大学理学部数学科卒業、日本ユニシス株式会社にてメインフレームのOS保守、性能評価の後、PCのGUI系基本ソフト開発、クライアント/サーバシステム開発を通してオブジェクト指向分析・設計に携わる。
オブジェクト指向の本質を追究すべく1998年に独立後、有限会社オブジェクトデザイン研究所設立。 OO/UML関連の教育コース講師・教材開発、Rational University認定講師、東京国際大学非常勤講師。
ホームページ:「オブジェクト指向と哲学

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