2分 − 自律分散協調モデル

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  次にオブジェクト指向で重要な考え方は、オブジェクト間の協調動作を表現する自律分散協調モデルあるいは相互作用モデルです。複数のオブジェクトが集まって1つの仕事をするという考え方です。個々のオブジェクトは責務を持ちます。責務−responsibilityとはresponse + abilityすなわち仕事の依頼(メッセージ)に応答する能力です。これは人間社会で考えると分かりやすいです。

 例えば、Xさんは開発チームのマネージャとして顧客のZさんから開発依頼を受けたとします。まずデザイナのBさんに設計を指示します。Bさんは設計書を作成し、Xさんに渡します。Xさんはその設計書をプログラマのCさんに渡してプログラミングを指示します。Cさんは完成したプログラムをXさんに渡します。Xさんはそれを顧客のZさんに渡します。

 このようにX、B、Cさんはそれぞれの責務を果たして協力して全体としてS/W開発という1つの仕事を完成します。このようにそれぞれ責務を持ったオブジェクトがメッセージのやりとりで協力して1つの仕事を果たすというモデルが自律分散協調モデル(相互作用モデル)です。

図2 自律分散協調モデル

  「3分 − カプセル化」

 Index 
 5分で絶対に分かるオブジェクト指向
 

開発の世界では一般常識化

  1分 − オブジェクトとは
2分 − 自律分散協調モデル
  3分 − カプセル化
  4分 −クラスとインスタンス
  5分 − 分類と分解

5分で絶対に分かるシリーズ
 ・5分で絶対に分かるシステム開発
 ・5分で絶対に分かるプロジェクト管理
 ・5分で絶対に分かるCIO
 ・5分で絶対に分かるITアーキテクト
 ・5分で絶対に分かる工事進行基準
 ・5分で絶対に分かるSOX法と内部統制の違い
 ・5分で絶対に分かる日本版SOX法
 ・5分で絶対に分かる内部統制
 ・5分で絶対に分かるJ-SOX IT統制ガイダンス
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 ・5分で絶対に分かる情報セキュリティ監査
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