ボスに波風立ててもらうことを期待したディルバートでしたが……。さすがに今回はやり過ぎたようですね……。
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あーあ、ディルバートやっちゃった。でも、言った瞬間だけは気持ち良かったのでは?
荒波の真っただ中にいるであろうディルバートに思いを馳せ(!?)、「波」を使った表現をいくつか挙げてみましょう。今回のディルバートのように、「ことを荒立てる」「波風を立てる」ことを“make waves”と言います。また“ride the wave”と言えば、日本語と同様で「波に乗る」こと。“He’s riding on the crest of the wave”(彼は好調の波に乗っている)などと使います。さらに「流行を追う」のは“catch the wave”。“That restaurant is trying to catch the shio-koji(salted malt rice)wave”(あのレストランは塩麹ブームに乗ろうとしている)と用います。
また、waveは「波打つこと」、手などを「振る」という動詞としても使われるので、慣用句には、“wave around”「振り回す」、“wave it aside”「払いのける、拒む」、“wave it off”「払いのける、退ける」、などがあります。さぁ、ディルバートもボスの怒りなんかwave it aside!
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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