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■4分 - SaaSの考慮点:大幅なカスタマイズは無理

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 もちろん、SaaS採用のうえでの考慮点はあります。SaaSでは、ベンダが提供するソフトウェアを基本的にはそのままで利用することになります。ベンダの開発努力により、過去と比較してSaaSのカスタマイズ機能は大きく向上していますが、それでもインハウスの形態と同じように自由な機能拡張を行えるわけではありません。また、自社内の既存システムとの連携という点でもインハウス型のシステムが有利です。これは当然のことでしょう。

 本当に自社独自のソリューションが必要なのであれば、SaaSは不向きです。ただし、ここで、本当に自社独自のソリューションが必要なのか(無理に他社と違うことをやろうとしているだけではないのか)という点については、十分に検討を行う必要があるでしょう。

 もう1つ、サービスレベルに関する考慮点があります。この場合、サービスレベルとは主に性能と可用性(アップタイム)のことを指します。もちろん、SaaSベンダは問題がない性能と可用性を提供するために努力はしているのですが、実際にどのレベルまで保証してくれるのか、また、万一障害が発生した場合にはどのように補償されるのかについては十分に検討を行っておく必要があるでしょう。もちろん、インハウスのシステムにおいてもサービスレベルの検討は必要です。しかし、SaaSの場合には社外との検討が必要であるという点に留意しておくべきです。


「5分 - SaaSは将来どうなる?」

 Index
 5分で絶対に分かるSaaS
 

SaaSは無視できない動向

  1分 - SaaSの定義:ASPとはどこが違う?
  2分 - SaaSとSOA:「サービス」という言葉の意味
  3分 - SaaSのメリット:最大の利点は俊敏性にあり
4分 - SaaSの考慮点:大幅なカスタマイズは無理
  5分 - SaaSは将来どうなる?

5分で絶対に分かるシリーズ
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