大阪府、電子申請の手数料にクレジットカード決済をASPで導入

2007/3/26

 GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は3月26日、同社のクレジットカード決済処理サービスを、電子申請に係る電子収納の情報接続処理サービスとして、大阪府に提供すると発表した。

 大阪府では従来から電子申請を行っていたが、手数料の納付が必要な手続きについては電子申請を認めていなかった。2007年4月2日からオンライン・クレジットカード収納を開始することで、電子申請の対象は「ふぐ取扱登録者登録申請」「調理師免許交付申請」「講習会の受講」など、40手続きに拡がる。利用者は、これまで府庁に出向かなければならなかった申請から決済までの一連の手続きが、時間と場所の制限を超えて可能となる。

 同システムでは、GMO-PGがクレジットカード決済処理サービスをASPで提供する。当該データ通信には、Visa/Master/JCBの各国際ブランドカードの3-Dセキュアを適用し、なりすましや改ざん・漏えいなどを防止する。

[関連リンク]
GMOペイメントゲートウェイの発表資料(PDF)
大阪府の発表資料

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