ネットワーク・アプライアンス社が
ハイエンド向けNAS製品を発表

2000/9/14

 日本ネットワーク・アプライアンスは9月13日、ネットワーク直結型のストレージ製品(NAS:Network Attached Storage)「NetApp ファイラ」シリーズの最新版「F840c Clustered Enterprise ファイラ/F840 Enterprise ファイラ」2機種および、ストレージ管理用のOS「Data ONTAP 6.0」を9月13日より出荷開始したと発表した。

 F840/F840cでは、WindowsやUNIXが採用しているファイルアクセスシステムのCIFS/NFSを同時にサポートするため、Windows NTやUNIXが混在するシステムにおいても問題なくアクセスが可能。SANなどのサーバ群を介してネットワーク接続するタイプのストレージ製品に比べ、サーバやOSが介在することによるオーバーヘッドが少ないため、より高速な動作が可能な点が特徴だという。

 F840がサポートするストレージの容量は6TB、F840cで12TBまでとなっている。また、F840cはクラスター構成をとっており、フェイルオーバー機能による可用性の大幅な向上が実現されている。

[関連リンク]
米Network Applianceのページ

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)