モトローラがARMコアのDragonBall MX1を発表

2001/6/14

ARM920TをコアとしたDragonBall MX1(MC9328MX1)のブロックダイアグラム。赤で囲まれた部分がMX1で追加された部分 (クリックで拡大)

 米モトローラは、モバイル端末向けマイクロプロセッサDragonBallファミリの新製品として、ARMコアをベースとした「DragonBall MX1」を発表した。また、同時に従来のDragonBall VZの後継となる「DragonBall Super VZ」も発表した。

 DragonBall MX1は、英ARMからライセンスを取得したARM920Tコアをベースとした製品で、クロック周波数が最高で200MHzとなっている。Bluetooth、USB、マルチメディアアクセラレータ(MP3、MPEG4対応)、カラーLCDコントローラ、A/Dコンバータ、MMC/SDカードコントローラ、メモリースティックコントローラなど、6つの機能が1チップに統合されている(ダイアグラム参照)。

 MX1は、次世代PDA、2.5G/3G携帯端末や次世代のインフォメーションアプライアンスなどの市場をターゲットとしている。

 一方、これまでのDragonBall VZシリーズの後継となるDragonBall Super VZは、クロック周波数が66MHzに引き上げられ(従来のVZは33MHz)、MMC/SDカードとメモリースティックをサポートしている。

 MX1は1000個ロット時の価格が19ドル、Super VZは14ドル。いずれも、2001年第4四半期の早い時期にサンプル出荷を開始し、その後すぐに量産出荷を開始する予定。米モトローラは、現在ハンドヘルド市場で75%のシェアを誇っているが、この両製品によりさらなるシェアの獲得を目指す。

 なお、米モトローラでは、2002年の後半にはMX1の上位に当たるMX2の発表も予定している。

[関連リンク]
米モトローラの発表資料(DragonBall MX1)
米モトローラの発表資料(DragonBall Super VZ)
DragonBallの情報ページ

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