米MS、Webサービス・アーキテクチャを発表

2001/10/26

 米マイクロソフトは、XML Webサービスのアークテクチャ「The Global XML Web Services Architecture」、およびそれを支える4つの仕様を発表した。

 Global XML Web Services Architectureは、次世代XML Webサービスのプロトコルやファイル・フォーマットの原理やガイドライン。Modular(モジュール)、General purpose(一般的な用途)、分散型(Federated)、標準準拠(Standards based)の4つが原理とされている。

 4つの仕様とは、「WS-Security」「WS-License」「WS-Routing」「WS-Referral」で、SOAPをベースとし、よりグローバルレベルのコンピューティングに拡張できるようになっているという。

 WS-Securityは、XML SignatureとXML Encriptionの利用方法を定義したもので、WS-Licenseは、WS-Securityと組み合わせ、既存のデジタル証明書とSOAPメッセージとを安全に結び付ける方法を定義している。

 WS-Routing(以前はSOAP-RPと呼んでいた仕様)は、SOAPメッセージ・ヘッダのメッセージ・アドレスの記述方法を規定している。WS-Referralは、動的に設定されたメッセージパスをSOAPノード間でルーティング可能にする仕様だ。

 同社 創設者兼会長兼チーフ・ソフトウェア・アーキテクト ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏は、「われわれのミッションはシンプルだ。ビジネスの価値や生産性を高めるXML Webサービス革命で、開発者がリードできるようにすることだ」とし、「.NETは、既存の投資を無駄にすることなく世界規模のクライアントにサービスを提供する仕組みの構築を実現し、統合の複雑性を排除する」としている。

 同社は米国で開催中のPDC(Microsoft PDC 2001)で、.NET技術のキーとなる「Visual Studio .NET 製品候補版」や「.NET Framework 製品候補版」を発表し、オンライン認証の「.NET My Services SDK」をベースに構築されたソリューションのプレビューも行った。

[関連リンク]
米マイクロソフトの発表資料

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