次期製品で、脱・XML専業ベンダを狙うインフォテリア

2002/2/1

 インフォテリアは1月31日、2002年の事業および製品戦略を発表した。創業4年目を迎える同社の今年のキーワードは“Change”。製品、サービス、そして組織の3つでChangeを体現していくという。

平野氏 「今年はインフォテリアも子どもから大人へ成長する年」

 同社 代表取締役社長 平野洋一郎氏は2001年を振りかえり、「着実に成長を遂げた1年」と総括した。2001年は1月末のBtoBサーバ「Asteria」の発表にはじまり、秋には他社と共同でXML技術認定制度「XMLマスター」を立ち上げた。組織としては、コンサルティングや教育事業に着手し、展開を図った。その結果、厳しい経済環境にもかかわらず、前年度比200%以上の成長を遂げたという。

 今年も、製品、サービス、組織、それぞれに目標を設定し、「前年度比200%以上の成長を達成したい」と平野社長。特に製品では、今年前半までに、次世代Asteria、コードネーム“アルテミス”を投入する予定。「これまでのわれわれの製品の集大成となる製品」と平野氏は自信を見せる。

 アルテミスのコンセプトは、http、smtp、ftpなどのさまざまな通信プロトコル、XML以外のフォーマットをサポートする「マルチ・チャネル型」。BtoBをはじめ、“つなぎ”に着目したとき、EDIなど、XML以外も使われているのが現状。XML専業ベンダとして展開してきたインフォテリアは、アルテミスによりXMLに特化しないany to anyの接続(つなぎ)の実現を狙う。

 アルテミスには、マルチ・チャネル以外にも、Webサービスのアイコン化、プラットフォーム・インディペンデントなどの特徴・機能が盛り込まれる予定という。「BtoBの汎用化、データ統合のインフラ化を可能にする。これまでの(XMLを)見せるアプローチから、見せないアプローチへと移行する」(同社 マーケティング部 部長 井下田久幸氏)。

 米国型ベンチャーを目標にスピード成長を遂げてきた同社、2002年は新製品を基に、XML専業ベンダという枠組みを超え、さらなる飛躍の年となりそうだ。

(編集局 末岡洋子)

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