飛行中でも地下鉄駅構内でもネット接続環境が充実

2004/11/26

 飛行中の機内や、地下鉄の駅構内など、ビジネスシーンでのインターネット接続エリアがこの秋から大幅に拡大しそうだ。

 日本航空(JAL)とNTTコミュニケーションズは、航空機内で、インターネット接続サービス「JAL SkyOnline」開始に伴う説明会を11月25日に共同で行った。また、NTTコミュニケーションズは12月1日より東京メトロ駅構内でのホットスポットや羽田空港一般エリア、成田空港でのサービス拡充を行う。

JALは丸ビルで「JAL SkyOnline体験イベント」を25日から28日まで実施している

 全日本空輸(ANA)も、同様に機内でのネット接続サービス「ANA@AIR」を11月15日より東京=上海線で開始しており、またNTTドコモの公衆無線LANサービス「MZONE」は、サービスエリアとして地下鉄駅構内でのサービスをすでに開始、現在エリアを拡充しているところだ。

 JALは2004年12月9日から東京=ロンドン線からJAL SkyOnlineを導入開始。2005年5月には、東京=ニューヨーク線への導入も予定しているという。日本航空インターナショナルのマーケティング企画室 マネジャー 木村啓氏は「機内での接続サービスは、車にワイパーが装備されているくらい当たり前のサービスに、今後3年〜5年くらいでなるのではないか」と、今後も接続サービスを積極的に導入していく方針を明らかにした。

 JALとANAの航空機内インターネットサービスは、いずれも地上と機内を衛星回線を通じて結ぶ接続サービス「コネクション・バイ・ボーイング」(Connexion by Boeing)を通じて行われる。802.11b/g規格の無線LAN機能を備え、Windows 95以上かMac OS 9/XのOSを搭載したPCに対応。料金は、6時間以上のフライトで定額制の場合29.95ドル、従量制では、最初の30分が9.95ドルでそれ以後1分ごとに0.25ドル(JAL SkyOnlineの一例)。

 一方、NTTコミュニケーションズは同社のホットスポットサービスのエリアを拡充、JAL SkyOnlieも同社の協力で実現されているが、それ以外にも成田空港サクララウンジでのホットスポット環境を12月1日から提供開始、同日に東京メトロの大手町、永田町など地下鉄駅構内へのサービスも開始し、12月末までに東京メトロ168駅中の165駅での利用が可能になるという。地下鉄駅構内での無線はNTTドコモのMZONEが開始されており、これで地下鉄でのインターネット接続環境が一気に充実しそうだ。

[関連リンク]
JAL SkyOnlie
ANA@AIR
Connexion by Boeing
NTTコミュニケーションズ
MZONE

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