悪玉PtoPを安全・安心な善玉に、NEC

2005/1/5

 NECは1月4日、PtoP技術を用いて情報流通を実現するソフトウェアライブラリ「P2PWeb プラットフォーム」を開発したと発表した。サーバを介さず、端末同士で情報を交換する大規模なネットワークを実現するために、分散ハッシュテーブル(DHT)技術を利用している。また、デジタル著作権(DRM)技術を利用した情報のトレーサビリティや暗号を利用したアクセス制御などのセキュリティ機能も組み込んでいる。

 同社によると、インターネットのトラフィックの約6割がPtoP通信に使われているという。だが、PtoP上のコンテンツ流通には多くの場合、著作権を無視した違法コピーや不法コンテンツの存在が顕著であり、このことがPtoPの悪玉イメージを醸成する結果となった。同社では、著作権を保護した形でのコンテンツ交換やコンテンツ流通経路の特定を可能にする技術を基盤としたPtoPベースのプラットフォームを開発することで、PtoPの負のイメージを払拭したい考えだ。

 同社では分散したコンピュータ・ネットワーク資源を共有することによるPtoPの拡張性のメリットを最大限に追及し、将来的には100億人規模のネットワークでも情報交換が行えることを目標としている。

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