MSの古川副社長、「学生諸君! 僕らを踏み台にジャンプしろ」

2005/3/31

 米マイクロソフト バイスプレジデント兼マイクロソフト日本法人の執行役 最高技術経営者 古川享氏は3月30日、プログラミングやゲーム制作などに興味を持つ学生を対象にしたマイクロソフトのイベント「The Student Day」で講演し、「加速度的にテクノロジが広がっている。やるべきことはまだまだある。僕らを踏み台に大きくジャンプして下さい」と述べ、参加者のやる気を鼓舞した。

米マイクロソフト バイスプレジデント兼マイクロソフト日本法人の執行役 最高技術経営者 古川享氏

 The Student Dayはマイクロソフトが2004年から開いているイベント。中学、高校、大学生らにITに親しみを持ってもらい、同時にマイクロソフトの活動を知ってもらうのが目的。

 古川氏は注目を集めているテクノロジとしてWebサービスやソーシャルネットワーキングを挙げた。Webサービスについては「異なるデバイス、サービス間の連携に役立つ」と説明。ソーシャルネットワーキングについては「全世界の人たちがゆったり関係しネットワークを作っていく。ソーシャルネットワーキングは文化として広がっていくのではないか」と語った。古川氏は「僕ら30代以上の人たちは、これらのテクノロジを使ったことがなかった。これらのテクノロジの利用で会社の規模や地域を越えて、人のつながりが見えてくる」と述べ、若い世代による利用の広がりに期待するとした。

イベントの冒頭に登場し、会場を盛り上げたチアリーダーチーム「ユナイテッド・スピリット・アソシエイション・オールスター・チアリーダーズ」

 古川氏の講演には、欧米の映画祭でさまざまな賞を受けたCG作品「スキージャンプ・ペア」を制作した映像作家で、スキージャンプ・ペア実行委員会 会長 真島理一郎氏が登場。真島氏は1度就職した後に専門学校に入りなおしてスキージャンプ・ペアを制作したことなどを説明し、「人のスキルはそれぞれ。そのスキルの中で何か面白いことができないかを考えることが大切」と述べた。真島氏は「(CG作成などは)敷居が高いと思うかもしれないが、今は技術が向上し、アマチュアとプロとの差はなくなってきている。積極的に自分を売り込んで欲しい」と参加者にアドバイスした。

 また、インテルの代表取締役共同社長の吉田和正氏も講演に立ち、「都内の高校を卒業し、1977年に米国コロラド州の大学に進学した。外から日本を見られるようになったのは大きかったし、言葉やカルチャー、人のネットワークが広がった」と自分の体験を交えながら参加者に語った。

(@IT 垣内郁栄)

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