デルとMS、中小規模医療機関向けIT導入で協業

2005/4/1

 デルとマイクロソフトは3月31日、中小規模の病院、診療所などの医療機関に向けたITの導入施策で協業すると発表した。マイクロソフトが中小規模事業所向けに展開している「全国IT推進計画」の一環として行われる。マイクロソフトの中小規模事業所向けサーバパッケージ「Microsoft Windows Small Business Server 2003(SBS 2003)」とデルのIAサーバ「PowerEdge」を組み合わせたシステムの拡販が狙い。

 両社ではいくつかの施策を用意しているが、第1弾として、デルがサーバおよびクライアントのパッケージ製品4種の販売を開始する。これらのパッケージは、医療専門用語辞典(医用用語標準化支援ツール「Dicapplet」)や医院専用ホームページ作成サービス「マイクリニック」、およびSBS 2003がインストール済みのPowerEdgeとトレンドマイクロの「ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ」で構成されている。

 また、共同プロモーションの一環として、医療機関が自身のニーズに合わせて製品を選択できる情報を両社のWebサイトで公開する。

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デルの発表資料
スマートビジネス キャンペーン 医療編|デル
スマートビジネス キャンペーン 医療編|マイクロソフト

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