検疫対応SSL VPNで、セキュアなアクセス、F5ほか

2005/7/23

 エヌ・ティ・ティ・データ先端技術とF5ネットワークス ジャパンは7月22日、共同で「SSL VPN検疫ソリューション」を開発したと発表した。検疫ネットワーク対応の統合型セキュリティ製品「NOSiDE Inventory Sub System」(エヌ・ティ・ティ・データ先端技術)とSSL VPNアプライアンス「FirePass」(F5ネットワークス)を組み合わせ、リモートアクセス端末の社内セキュリティポリシーへの適合状況をチェックしながら、セキュアなVPN通信環境の構築を実現した。

 同システムでは、リモートアクセスクライアントのSSL VPN接続時に、NOSiDEリモートアクセス管理サーバによるPCのセキュリティ対策状況の診断を義務づけている。NOSiDEリモートアクセス管理サーバは、クライアントPCのセキュリティ対策状況をチェックし、接続を要求するクライアント端末が適切なセキュリティ対策を実施しているかを検査する。セキュリティ対策に不備のある端末で接続しているユーザーや不正なアカウントで接続を試みるユーザーに対しては、NOSiDEの端末セキュリティチェック機能とfirePassのユーザー認証・ネットワーク制御機能が連携し、社内ネットワークへの接続を拒否する。

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エヌ・ティ・ティ・データ先端技術
F5ネットワークス ジャパン

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