ホリエモン、無所属で広島6区から出馬〜社長も継続

2005/8/20

 ライブドアの代表取締役社長兼CEOの堀江貴文氏は8月19日、自由民主党本部で記者会見を開き、9月11日に投票予定の衆議院選挙に無所属で出馬することを正式に表明した。選挙区は、郵政民営化反対の亀井静香・元自民党政調会長が立候補を予定している広島6区。堀江氏は、立候補後もライブドア社長を継続する意向を示した。

6月の発表会の時のライブドア代表取締役社長兼CEO 堀江貴文氏
 堀江氏は、同日午後に小泉純一郎首相と会談。広島6区から無所属で出馬することを伝え、首相もこれを承諾したという。堀江氏は、小泉首相が推進している郵政民営化や改革路線に賛成する意向を表明しており、広島6区を選んだ理由も「郵政民営化賛成する人がいないので出馬を決意した」と述べたという。郵政民営化賛成派の堀江氏が無所属で出馬することに伴い、自民党は広島6区に公認候補を擁立しないとしている。

 また、堀江氏は立候補後もライブドアの社長業を継続する意向を表明。自身のブログ内で「もし出馬したとしても社長は続けますともちろん答える。時間とは工夫次第で有効に使えるものである。単位時間あたりの生産効率を上げていけばよいことである。要領の悪い人は時間の使い方が間違っていることが多い」とコメントしており、政治活動を開始しても社長業に影響がないことを強調した。

 ライブドアは「選挙に関しては会社として回答できない」とコメント。堀江氏は選挙に向けて個人事務所を設立する予定だという。

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