「学校にオープンソースを導入しよう!」、IPAが小冊子を発刊

2005/8/27

 情報処理推進機構(IPA)は8月26日、Linuxなどオープンソースソフトウェアを搭載したPCを学校、教育現場に導入する際のガイドとなる小冊子「学校にオープンソースコンピュータを導入しよう! ―オープンソースソフトウェア導入の意義と方法―」を10月11日に発刊すると発表した。価格500円で全国の書店で販売する。発行はアスキー。

10月に発刊する小冊子を持つIPA 理事の窪田明氏

 IPAは2004年10月から2005年6月まで全国の小中高、大学の17校にLinux搭載PCを導入して、実際の授業で利用する実証実験を行った(IPAのWebサイト)。Linux搭載PCを利用した児童、生徒、学生は約3800人。10月に発刊する小冊子は実証実験の結果を基に、Linux搭載PCを導入するうえでの検討ポイントや導入手順、実証実験を行った学校の事例などを記載している。Linuxディストリビューション「KNOPPIX」の学校オリジナル版を作成した高校のケースなども紹介している。

 力を入れて解説しているのは保守、サポートの問題。「現状では保守負担が先生にかかっている」(IPA 理事 窪田明氏)といい、教室のPCを一括管理する「クラスルームPC管理システム」なども解説する。また、保守、サポートのコストについても、クラスルームPC管理システムを使う場合、リモートメンテナンスを使う場合、KNOPPIXを使う場合など、導入システム別に試算している。IPAは「小冊子を全国の教育関係者の目に届くようにしたい」としていて、小冊子を教育現場へのオープンソースソフトウェア普及のきっかけにしたい考えだ。

(@IT 垣内郁栄)

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情報処理推進機構

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