ノートン2006シリーズは、とっても積極的

2005/10/1

 シマンテックは9月30日、個人向けのセキュリティ製品「ノートン・シリーズ」の最新バージョン3製品を10月14日に発売すると発表した。発表されたのは「ノートン・インターネットセキュリティ 2006」「ノートン・アンチウイルス 2006」「ノートン・パーソナルファイアウォール 2006」の3製品。集中管理ができるコンソールを用意して操作性を向上させたほか、スパイウェア対策機能を強化した点が特徴だ。

米シマンテック コンシューマープロダクト&ソリューション 製品管理担当シニア・ディレクター ローラ・ガルシア-マンリケ氏
 最新バージョンのノートン2006シリーズでは、メールやWeb、メッセンジャーなどのセキュリティに関するさまざまな設定を集中的に管理・確認できる「ノートン・プロテクションセンター(Norton Protection Center)」を搭載。Windows OSが持つ機能とも密接に連携し、PCのセキュリティを保つという。例えば、Windowsの機能である「Microsoft Updateの自動更新機能」をオフにした場合、ノートンがそれを察知してポップアップで警告。ポップアップの表示に従って「今すぐに解決」というボタンを押すとWindowsの設定が同社が推奨する設定に変更されるなど、ノートンのセキュリティ機能とWindowsの機能が密接に連携できるようになった。

 米シマンテック コンシューマープロダクト&ソリューション 製品管理担当シニア・ディレクター ローラ・ガルシア-マンリケ(Laura Garcia-Manrique)氏は、同社が2005年前期のセキュリティ状況をまとめた「シマンテック インターネットセキュリティ脅威レポート」の結果を例に出し、「スパイウェアやフィッシング詐欺など秘密情報や金銭を目的とした脅威が増加し、個人ユーザーの恐怖感が増している」と分析。ノートン2006シリーズでは、特にスパイウェア対策を強化したという。

ノートン・プロテクションセンターのデモ画面。Microsoft Updateの機能をオフにすると画面右下のようなポップアップが表示され、ユーザーに警告を促す
  また、「インストールしたら後は任せられる」というコンセプトの下に操作の単純化や簡素化を推進。ノートン2006シリーズでは悪意のあるコードをすべて自動的に削除するほか、スパイウェアやアドウェアも設定次第では自動的に削除することができるようにした。ガルシア-マンリケ氏は、「新バージョンではアドウェアなどにも保護範囲を広げたほか、自動削除機能の充実など、より積極的になった」と説明した。

 さらに「セキュリティインスペクタ」機能では、PCのパスワードの文字数が少ないなど脆弱であったり、パスワードを設定していない共有フォルダがあるなど、PC上の脆弱性を検査できる。そのほか、ユーザーの使い方を学習し、自動的にパーソナルファイアウォールの設定を変更してセキュリティを維持する学習機能も搭載した。これらの機能のように、「比較的知識の乏しいユーザーや、設定変更を面倒くさがるユーザーなどに対して、“推奨する”設定に自動的に変更する傾向になった」(ガルシア-マンリケ氏)と語った。

(@IT 大津心)

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シマンテックの発表資料

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