PC内の個人情報を洗い出す、Fsasが新サービス

2006/2/7

 富士通サポート&サービス(Fsas)は2月6日、クライアントPC内に保存されている個人情報を見つけ出す「個人情報探査サービス」を提供開始すると発表した。PCの所有者が保存を忘れている顧客情報やアンケート結果、宛名印刷用の住所録などの個人情報を自動で探し出し、情報保護の適切な対策に結び付けられる。

 新サービスは個人情報探査サーバを顧客企業のネットワーク内に設置し、PC内の情報を探査する。サービスには、KLabセキュリティの個人情報スキャンツール「P-Pointer」を使う。情報収集後にFsasのエンジニアがサーバを回収し、分析したうえでレポートを提出する。Fsasは手作業で行っていた情報の洗い出しを簡素化でき、情報漏えい対策に有効な「個人情報管理台帳」を短時間で作成できるとしている。

 新サービスはPC台数が100台の場合で38万4300円。3月31日まではキャンペーン価格として20万8950円で提供する。サーバなどの必要な機材はFsasが用意するので、顧客は申し込み手続きだけで、サービスを受けられる。

(@IT 垣内郁栄)

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富士通サポート&サービスの発表資料

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