日本語版の開発が完了

Windows Vista、Office 2007の一般発売は1月30日、MSが正式発表

2006/11/09

 マイクロソフトは11月9日、「Windows Vista」と「the 2007 Microsoft Office system」(Office 2007)を2007年1月30日に一般発売すると発表した。日本語版の開発が9日に完了したという。

 企業向けのボリュームライセンス版はWindows Vista、Office 2007とも11月末までに提供開始する。開発者向けには会員制のダウンロードサービス「MSDNサブスクライバダウンロード」などを通じて、近く製品の開発最終版を公開する予定。OEM版を搭載するPCベンダなどが最終調整を行う。

 Windows Vistaは「Ultimate」「Enterprise」(ソフトウェアアシュアランスのみで提供)「Business」「Home Premium」「Home Basic」の5つのエディションを用意。価格は10月26日に発表済み(参考記事)。

 マイクロソフトによると、Windows Vistaを稼働させるための最低限のPCスペックは、プロセッサが800MHz以上、メモリが512MB以上、DirectX 9対応のグラフィックプロセッサ。Windows Aeroなどのインターフェイスを利用するには、1GHz以上のプロセッサ、1GB以上のメモリ、Windows Display Driver Model (WDDM) ドライバ、最低128MBグラフィックメモリなどが必要。

(@IT 垣内郁栄)

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