シマンテックがオンライン詐欺に関する意識調査

ユーザーの9割が不安を感じながらネット利用

2006/11/29

 シマンテックは11月29日、個人ユーザーを対象にオンライン詐欺に関する意識調査を実施し、約9割のユーザーが個人情報の盗難や漏えい、金銭的被害に不安を感じながらも、ほぼ全員が個人情報をネット上で入力している実態が明らかになった。

 調査はシマンテックからインフォプラントに委託する形で9月に実施され、個人ユーザー1000人を対象にインターネットによるアンケート方式で行われた。同調査は2004年に開始され、今回で3度目。

symantec01.jpg インフォプラント 営業本部 マーケティング・リサーチャー 松澤治光氏

 調査によると、回答したユーザーの84.8%がオンラインショッピングや予約サービスを利用している。その一方、「銀行預金を引き出されたりクレジットカードを不正使用されること」や「インターネット上で入力した個人情報やログイン情報が漏れたり盗まれたりすること」をもっとも不安に感じると回答したユーザーが、ともに約90%となった。自分がオンライン詐欺の被害に絶対遭わない自信があると回答したのは1.9%にとどまり、程度の差はあれ不安を感じながらもオンラインサービスを利用している個人ユーザーの姿が浮き彫りとなった。

 オンライン詐欺の認知度に関する質問項目では、架空請求、オークション詐欺、フィッシング詐欺の認知度は、それぞれ82%、71.4%、61.8%。認知度自体は高水準だが、2005年10月の前回調査に比べて、それぞれ2〜7ポイントほど減少している。反対にスパイウェアの認知度だけは56.9%と前回より2.9ポイント上昇している。スパイウェアの侵入経路の可能性についても「Webサイトの閲覧」を挙げる回答が前回の17.1%から8.6%に大幅に減少するなど、特定の分野では正しい認識が増える傾向も示している。

 オンライン詐欺が広がりを見せるなか、約半数の52.5%のユーザーがネット利用で何らかの変化があったと回答し、過去1年以内に始めた対策として「安全だと確信できるサイトでしか買い物をしない」(29.9%)、「対策ソフトを導入した」(29.9%)、「パスワードを定期的に変更するようにした」(20.0%)、「決済方法を変えた」(17.3%)などの変化が見られたという。

(@IT 西村賢)

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