ドメイン、サービスは継承

松下、ISP「hi-ho」を12億円でIIJに譲渡

2007/03/29

 インターネットイニシアティブ(IIJ)と松下電器産業系のパナソニック ネットワークサービシズ(PNS)は3月29日、PNSが運営するインターネット・サービス・プロバイダ「hi-ho」と法人向け事業を、6月1日付でIIJに譲渡することで合意したと発表した。譲渡後もhi-hoのブランドやドメインは継承し、ユーザーに同じサービスを提供するとしている。

 PNSは6月1日付でISP関連事業を分割した新会社「ハイホー」を設立し、同日付けでIIJに譲渡する。ハイホーはIIJの100%子会社になる。譲渡額は12億円。ハイホーに継承されるPNSのISP関連事業は2007年3月期で売り上げが54億6800万円、営業利益は2億8400万円の見込み。ISPの会員数は約20万人。

 IIJは「法人向けインターネット関連ビジネスで培ってきた技術力、ネットワーク運用ノウハウを活かし、個人の方々にもより安心してご利用いただける満足度の高いネットワーク関連サービスの開発、提供を強化する」としている。

関連リンク

(@IT 垣内郁栄)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)