店や会社に電話が鳴ってから初めて課金

フリービット、通話報酬型広告システム提供へ

2007/06/29

 フリービットは6月29日、通話報酬型広告システム統合ソリューション「Ad SiP」(アドシップ)をインタースペースに提供すると発表した。インタースペースは、カカクコムが運営するグルメクチコミサイト「食べログ.com」での採用が決定している、入札式通話課金型広告「I-CY/Pay Per Phone」においてAd SiPを採用。Ad Sipは、電話の通話数による成果報酬型広告や広告掲載効果を測定する。

 通話報酬型広告は、エンドユーザーがWebサイトや携帯サイトに掲載された広告主の専用電話番号に、一般電話や携帯電話から発信した際にのみ広告主に課金する広告手法。掲載料ではなく、広告主への通話数に応じた支払い、自社ホームページ不要、Webサイトからの問い合わせに比べて成約率が高いことなどから近年注目を集めている。

 Ad SiPは、固定電話、携帯電話のほかIP電話からの発信を受け付けることができるほか、広告主の負担とならない発信者課金(050番号)形式の提供、APIの開放により既存管理システムとの連携が可能、といった特徴がある。

adsip01.jpg サービスの概念図(フリービットの発表資料より)

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)