電子マネー利用者の4人に3人がSuicaを利用

1都3県で電子マネー利用率は6割、楽天リサーチ

2007/07/03

 楽天リサーチは7月3日、Suica、Edy、PASMOなどの電子マネーに関するインターネット調査の結果を公表した。調査レポートによると、電子マネーの利用率は約6割。20代では7割超が利用していることが明らかになった。調査は5月に同社の登録モニター(約140万人)から、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に住む20代から60代の男女計1000人を対象として行った。

 利用者が最も多い層は20代で7割以上が利用しているが、30代から50代でも利用者が過半数を占めている。レポートでは、電子マネーがあらゆる年齢層で急速に普及していることが分かるとしている。

 電子マネーを利用すると回答した人の利用頻度は、「週2〜3回」(12.5%)、「月に2〜3回」(10.9%)、「毎日」(10.3%)が回答のトップ3。利用している電子マネー(複数回答可)で最も多かったのは、JR東日本が発行する「Suica」(75.0%)、コンビニなどで利用できる「Edy」(43.1%)、首都圏の鉄道・バスで共通して使える「PASMO」(27.1%)。

 1カ月当たりの電子マネーの利用額は、「1000円未満」が最も多く25.9%。次いで「2000円〜2999円」(14.2%)、「1000円〜1999円」(13.9%)が続く。3000円未満の利用者が全体の54.0%と過半数を占めているという。

rakuten01.gif 電子マネーの利用頻度 出典:楽天リサーチ
rakuten02.gif 利用している電子マネーの種類(複数回答) 出典:楽天リサーチ

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)