専用アンテナを備え、安定した通信を実現

ThinkPadにWIN対応通信モジュール内蔵モデル

2007/07/10

 レノボ・ジャパンとKDDIは7月10日、CDMA 1X WIN対応通信モジュールを内蔵したノートPC「ThinkPad X61、X61s」の通信モジュール搭載モデルを共同開発し、11日に発売すると発表した。両社によれば、国内の携帯電話サービス通信モジュールを組み込んだPCの発売は日本初という。下り最大2.4Mbps、上り最大144kbpsの通信が可能。X61、X61sの両モデルとも、CDMA 1X WIN対応通信モジュールに加えて、無線LANカードも搭載する。

 通信モジュールは京セラ製のPCI Express Mini Card対応のもで、本体に内蔵した。専用アンテナとミドルウェアを作り込んだことで安定した通信を実現したという。au回線の利用契約は、本体のみでオンラインサインアップができる。個人利用の場合、支払いはクレジットカードのみ対応。法人利用の場合には、クレジットカード、口座振替、金融機関窓口払いが選択できる。

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(@IT 西村賢)

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