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基幹系システムとの連携が特徴

仕事に使えるSaaS型表計算ソフト、インフォテリアが発表

2007/07/25

 インフォテリアは7月25日、Webブラウザを使ってネットワーク経由で利用するSaaS型の表計算ソフトウェア「OnSheet」を発表した。同日ベータ版を公開し、10月に正式発売する予定。同社のEAIソフトウェア「ASTERIA WARP」と連携し、企業情報システムのフロントツールとして使えるのが特徴。インフォテリアの代表取締役社長 平野洋一郎氏は「Google SpreadSheetsとは違う」と、企業向けを強調した。

onsheet02.jpg Team&ConceptsのFounder&Chairmanのデビッド・リー(David Lee)氏

 OnSheetは香港のベンチャー企業であるTeam&Conceptsの表計算ソフトウェア「EditGrid」がベース。インフォテリアはTeam&Conceptsと資本提携し、5%の出資をした。Team&ConceptsのFounder&Chairmanのデビッド・リー(David Lee)氏によると、EditGridは3万の登録ユーザーを抱えるという。インフォテリアとの提携で「Excelをしのぐようなソフトウェアに両社で育てたい」と話した。

 OnSheetはMicrosoft Excelとほぼ同様の機能を備える。ただ、マクロ機能は搭載しない。インターフェイスもExcelに似ていて「ほとんどExcelと変わらない使い勝手」(平野氏)という。256列、6万5535行まで対応。使える関数は500種以上、数値や通貨、パーセントなどの書式も対応する。グラフは36種をサポート。読み込めるフォーマットは「.xls」「.csv」のほか「OpenDocument 1.0」(.ods)、「OpenOffice.org Calc 1.x」(.sxc)など。出力フォーマットはこれらのフォーマットに加えてHTMLやPDF、XML形式などをサポートする。シートだけでなく、シート内の範囲やセル、オブジェクトにパーマリンク(URL)を設定することもできる。

onsheet01.jpg OnSheetのインターフェイス(クリックで拡大します)

 最大の特徴はASTERIA WARPのパイプライン機能をサポートすること。OnSheetにデータを入力するとASTERIA WARPが持つ情報がOnSheetのシート上に即座に反映される。OnSheetで入力したデータをASTERIA WARPを通じて基幹系システムに反映させることも可能。複数メンバーでシートを共有することもできる。平野氏は「ノン・コーディングで容易にデータ連携が可能だ」と説明した。

 OnSheetのベータ版は7月25日にWebサイトで公開。無償で利用できる。10月の正式サービス開始後も個人での利用は無償、法人向けには月額課金などを予定している。平野氏は「Excelを購入するよりも安いコストで提供することを考えている」と話した。

(@IT 垣内郁栄)

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