ハイブリッド方式で新機軸を打ち立てる

オンメモリ型データベース「Altibase」のライバルは?

2007/08/23

 ECサイトやオンライン株取引などで肥大化するトランザクション量に対し、より高速なレスポンスを求めてオンメモリ型のデータベースを採用する動きが金融・通信といった分野で広がっている。そうした中、シアンス・アールは2007年8月23日、韓国で開発されたオンメモリ型のデータベース「Altibase」(アルティベース)を9月3日に出荷すると発表した。

 Altibaseの特徴は、オンメモリ型のデータベースエンジンと、ディスクにデータを書き込む従来型のデータベースエンジンを単一のデータベース管理システムに内包している点。高速処理が必要なデータはメモリに常駐させ、それ以外のデータはディスクに格納するといった適材適所のデータ配置が可能になり、しかもアプリケーションからはメモリ/ディスクのどちらにデータがあるか意識する必要はないという。

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 日本市場におけるオンメモリ型データベースには、日本オラクルの「Oracle TimesTen In-Memory Database」や富士通の「Oh-Pa 1/3」(オーパ・ワンサード)などの競合製品があるが、どちらも従来型のリレーショナル・データベースと併用でシステム構築される場合が多い。これに対しシアンス・アールは「従来のデータベースとオンメモリデータベースを別々の製品として導入する場合と比べ、導入・運用管理コストを半減できる」としている。

 ライセンス価格は、基本構成の「Altibase RDBMS Server」でデータストアサイズ(物理メモリの70%で算出)が2GB以下以下の場合、1プロセッサ当たり180万円(税別)。最大32WAYのアクティブ−スタンバイ、あるいはアクティブ−アクティブのレプリケーション構成が可能で、この際に購入する「Altibase RDBMS Replication」のライセンス価格は同90万円となっている。

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(@IT 上島康夫)

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