キャリア各社とも規制をかわして免許申請へ

ドコモ、アッカと提携してWiMAX事業に参入

2007/08/31

 アッカ・ネットワークスとNTTドコモの2社は8月31日、戦略的提携に基づき、WiMAX事業に共同で参入することで合意した発表した。アッカがモバイルWiMAXによる2.5GHz広帯域移動無線アクセスシステムの事業者免許取得を目指すための企画会社として設立したアッカ・ワイヤレスへNTTドコモが出資を行うとともに、事業運営において戦略的提携を行う。

 両社はアッカ・ワイヤレスを主体として事業免許の申請を行い、免許取得後も同社をを事業主体としてWiMAX事業を展開する方針という。アッカは、アッカ・ワイヤレスに対して有線ネットワークの運用や営業をはじめとする事業運営全般にわたsる支援を担い、NTTドコモは無線ネットワークの構築および無線技術に関する支援を行う。

 アッカ・ワイヤレスは総額720億円程度の増資を予定している。連結子会社として経営を主導するために必要な水準である40%以上で約300億円をアッカが負担。NTTドコモの出資は事業者免許申請要件の範囲内の3分の1以下で、約190億円とする。

 WiMAX事業を行うために必要な免許の交付について、これまで総務省は新規参入事業者の参入を促進するために、3G携帯電話サービスを行うキャリアの申請を認めない方針を打ち出している。このため、PHS事業者のウィルコム以外のキャリアについては、複数事業者が共同して子会社を設立するなど合従連衡が進んでいた。これまでにもすでに、6月にはイー・アクセスとソフトバンクモバイルが、8月にはKDDIが京セラが提携を発表している。総務省が認定申請を受け付ける9月10日を前にして、携帯電話キャリア最大手のNTTドコモも旗幟を明らかにした形だ。

(@IT 西村賢)

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