OpenOffice.orgのサブセット

IBMがフリーのオフィススイート「Lotus Symphony」発表

2007/09/19

 米IBMは9月17日(米国時間)、フリーで使えるオフィススイート「IBM Lotus Symphony」を発表した。ワープロ、表計算、プレゼンテーションの機能がある。ベースはオープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」。

 Lotus SymphonyはIBMのWebサイトからダウンロードできる。同スイートはIBMが7月末に発表したコラボレーションソフトウェア「IBM Lotus Notes/Lotus Domino 8」のオフィス機能と同等機能。ファイルフォーマットはOpen Document Format(ODF)とMicrosoft Officeをサポート。PDFの出力もサポートする。

 スイートに含まれるのはワープロ、表計算、プレゼンテーションで、それぞれ「Lotus Symphony Documents」「Lotus Symphony Spreadsheets」「Lotus Symphony Presentations」の名称。WindowsとLinux上で稼働する。

 IBMは9月10日にOpenOffice.orgの開発コミュニティに参加し、Lotus Notesの開発成果をコミュニティに提供すると発表していた。

lotus01.jpg 「Lotus Symphony Documents」
lotus02.jpg 「Lotus Symphony Spreadsheets」
lotus03.jpg 「Lotus Symphony Presentations」

(@IT 垣内郁栄)

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