エンドユーザーの囲い込みに

独自のWebOS開発可能、企業提供型「StartForce」が登場

2007/11/12

 フュージョン・ネットワークサービスは11月12日、同社GOL事業本部が運営するWebOS「StartForce」を企業向けに提供する新サービス「StartForce C Style」を開始したと発表した。企業は自社サービス、ブランドに合わせてStartForceのデスクトップやアイコン、アプリケーションをカスタマイズ可能。エンドユーザーに使ってもらうことでコミュニケーションの活発化などが期待できるとしている。

startforce01.jpg WebOS「StartForce」

 StartForceはWebブラウザ上で稼働するOS環境。Ajaxを使い、Webブラウザ上でファイルの作成や保管、共有などが可能。最新版は、SaaS型のオフィスツール「Zoho」の文書作成や表計算、プレゼンテーションなどの機能が利用できる。

 新たに始めるC Styleは製品、サービスを一般ユーザーに提供する企業が対象。デスクトップ環境をその企業独自のブランドにカスタマイズできる。独自のアプリケーションも追加可能で、企業の専用OSとしてユーザーに使ってもらえる。ユーザーの囲い込みも期待できる。

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(@IT 垣内郁栄)

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