新バージョンでは管理画面で一括登録や検索を可能に

添付ファイルをゲートウェイで一括暗号化、HDE

2007/11/20

 HDEは11月20日、添付ファイル付きメールをゲートウェイサーバで自動で暗号化するソフトウェアの最新バージョン「HDE Secure Mail 2.5 for ZIP」を11月30日に発売すると発表した。2007年12月末までのキャンペーン価格は100ユーザーライセンスで100万円(税抜き)から。Red Hat Enterprise Linux ES/AS 4に対応する。

 添付ファイルの暗号・復号鍵(パスワード)を固定文字列か、メールごとにランダムに生成するか選べる。固定パスワードは全体で共通のものを使う方法のほか、「送信者ごと」「受信者ごと」「送信者と受信者の組み合わせごと」でも定義できる。パスワードをランダムに生成する場合は、送信者や受信者のアドレスにメールでパスワードを通知する。送信者のみがパスワードを受け取り、受信者に対して電話またファクスで伝えるといった運用もできる。

 新バージョンで強化されたのは、拡張子がもともとzipのファイルを、拡張子を変更して送信する機能の追加、暗号化されたメールとパスワード通知メールのスレッド化機能、暗号化しないメールアドレスなどの一括登録機能、VMware ESX Server上で稼働するゲストOSでの動作確認など。

hde01.png 管理画面の例

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(@IT 西村賢)

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