クラスタ ストレージ分野のリーダーに

「次世代データセンターの要件を満たす」アイシロンのクラスタ ストレージ

2008/01/29

 アイシロン・システムズは1月29日、クラスタ ストレージシステムの最新版「Xシリーズ」を発表した。

アイシロン写真 米アイシロン・システムズ マーケティング・コミュニケーションズ担当シニア・ディレクタ ジェイ・ウォンポルド氏

 単一ファイルシステムと単一ボリュームで、1.6ペタバイト超の容量拡張に対応、10Gbpsのパフォーマンスを提供する。同社によると、従来のSAN/NASストレージシステムの100倍の拡張性を実現したとする。また、単一の共有仮想ストレージプールも構築可能。さらに、インテルのデュアルコアCPUとColdWattの電源を搭載し、従来製品と比べて20%の電力効率を達成、企業における「環境負荷と総所有コストの低減に貢献する」(同社)。

 米アイシロン・システムズ マーケティング・コミュニケーションズ担当シニア・ディレクタ ジェイ・ウォンポルド(Jay Wampold)氏は、2008年を“クラスタ ストレージの年”だとする。ネットワーク・アプライアンスやEMC、HP、IBM、サン・マイクロシステムズといったメジャーなストレージベンダがクラスタ ストレージ市場に参入してきたこと、顧客数の増加、そして、次世代型データセンターの要件が固まりつつある、という3つの要素を総合してコメントした。

 次世代データセンターの要件とは、NAS/SANのデメリットを解消する技術的な要件を指す。すなわち、性能(I/O)拡張性の低さ、分散管理、耐障害性の欠如、スケールアウト戦略の古さ(機器を取り外して交換する)など。サーバやネットワーク領域では、次世代データセンターの技術要件を満たすところまできているが、ストレージの分野だけ遅れている、とウォンポルド氏は指摘する。

(@IT 谷古宇浩司)

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