コグノス、レポート作成を容易にした「Cognos 8 v3」発表パフォーマンスマネジメントを強化

» 2008年01月31日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 コグノスは1月31日、パフォーマンスマネジメント製品の新版「Cognos 8 v3」を発表した。2月1日に出荷開始する。同製品は、ビジネスインテリジェンス(BI)を中心にダッシュボードやスコアカード、プランニング、予算などの機能を統合したパフォーマンスマネジメントのためのプラットフォーム製品。

 新版のv3は企業内の財務部門などを対象に財務諸表形式の財務レポートを簡単に作成できるインターフェイスを用意。エンドユーザー部門自身が蓄積した情報の中からレポートを作成、発行できるようにした。また、各ビジネスユニットごとにパフォーマンス情報を作成、管理できる機能も追加。レポートの発行に優先順位をつけて、経営幹部にはスケジュールを変更して優先的にレポートを発行できるようにした。

 Cognos 8 v3は、BIとプランニングが中心だが、ユーザーの利用を支援する機能として、「Microsoft Excel」からCognosのデータを利用できるモジュールや、携帯デバイスからデータを確認できるモジュール、検索機能のモジュールなどもある。

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