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ムーミンはFirefoxを使っている?
2008/02/04
先週の@IT NewsInsightのアクセスランキング第1位は先々週に引き続き、「HTML5が持つ本当の意味」だった。インターネットのベース技術の変化はネット全体に大きな影響を与える。背景を含めた詳しい説明が読者の関心を引き付けているようだ。
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記者が先週、印象深かったのは4位の「Firefoxシェア世界一はフィンランド、45.4%で群を抜く」だった。日本ではInternet Explorerのシェアが圧倒的で、言葉は悪いがMozilla FirefoxなどのWebブラウザは「そのほか」の扱い。Internet Explorer 6にのみ対応し、Firefoxで閲覧しようとするとレイアウトが崩れたり、機能しないWebサイト、Webアプリケーションも多い。
しかし、フィンランドやハンガリー、ポーランドではまったく違う景色が広がっている。FirefoxはIEと並び立つメジャーなWebブラウザだ。特に世界各国で最も高いFirefoxの利用シェアを記録したフィンランド。Windows OSとともに提供されるIEと異なり、FirefoxはPCにプリインストールされていないことが多いのはフィンランドも同じだろう。ということはPCを使うユーザーの4割以上が最初から入っているIEではなく、わざわざFirefoxをダウンロードしてインストールしたことを意味する。コンピュータをとても意識的に使っていることを示しているのではないだろうか。
記事内では、Mozilla Europe代表のトリスタン・ニトー(Tristan Nitot)氏のコメントなどを紹介したが、Firefoxのシェアがフィンランドでなぜここまで高いかは結局のところ、「分からない」という。機会があればフィンランドの方に聞いてみたいが、日本で予想できるのは国民のITリテラシーの高さ。リーナス・トーバルズ氏を生み出し、ノキアの携帯電話が世界を席巻するようになったフィンランドは、テクノロジ立国への道を進んでいる。
ムーミンがフィンランドについて教えてくれるフィンランド政府観光局のWebサイト「プロジェクト・フィンランド」によると、「フィンランドの小学校では、1年生からコンピューターを使いはじめます。一部の幼稚園でも、コンピューターに触れる時間をつくっています。学校の授業では、コンピューターの使い方やインターネットで情報を探す方法などを学びます」という。
コンピュータについて自分で考える能力を持った人は既存の環境を疑問に思い、自らが使いやすいように改良しようとする。その結果がFirefoxの高いシェアに現れているのかもしれない。
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