WYSIWYGやコラボレーション機能を搭載

「Wikiを文系ユーザーにも」、アセントがSaaSでサービス開始

2008/02/21

 アセントネットワークスは2月21日、Wikiを基盤としたSaaS型のビジネスコラボレーションツール「TimWiki」(ティムウィキ)を発表。即日、企業向け販売を開始した。

 TimWikiは、業務報告書や議事録など、複数の関係者が情報共有しながら進めていく必要のある業務を効率化するコラボレーションツール。一般的なWikiと異なり、WYSIWYGやドラッグ&ドロップといったインターフェイスを作り込むことで、Wiki文法に慣れないユーザーでも利用可能としたほか、プロジェクト単位でページを管理する機能を追加するなど、これまで技術者を中心に利用されてきたWikiをより広い企業ユーザーに広げたい考えだ。PHPで書かれたWiki実装の1つ「PukiWiki」ではプラグインを利用することでプロジェクト管理機能も使えるが、「文系のユーザーには難しい」(アセントネットワークス代表取締役社長 朴世鎔氏)のが課題だった。各ページには添付ファイルを付けることができ、ファイル管理ツールを通して一覧することもできるなど、コラボレーションを意識した機能も搭載する。

 同時編集時の「バージョン衝突防止機能」を備える。コンフリクトが発生した場合、差分情報が分かりやすいよう2つのバージョンの文書を左右に並置して提示。行単位の差分を反映させたり編集を行えるようにしたほか、最終的な文書も同時に下部に表示して編集可能とした。

 Google Gearsを利用したオフライン利用にも対応する。移動中や、社内であってもネットワークが使えない環境で、オンライン同様の作業環境が利用できる。オフライン時に編集した内容は、オンライン環境に戻った時点で同期する。

 今後は順次機能拡張を行い、4月のバージョンアップではメール機能追加を予定しているという。Wiki上での変更や追加を、プロジェクト参加者にメールで通知し、その返信をWiki上のコメントとして掲載する機能や、CC欄で同報メールを受け取ったユーザーにはリード・オンリー権限でWikiの情報にアクセスできるようにするなど、メールとの連携を図っていくという。

 1プロジェクト、10ユーザー、20MBまでの利用制限がある無償版のほか、利用するディスク容量やプロジェクト数に合わせて、プランを選択できる。5プロジェクト、500MB、30ユーザーの場合月額3000円、50プロジェクト、6GB、300ユーザーで月額3万円など。利用状況に合わせてプランのアップグレードとダウングレードは自由にできる。

timwiki01.png

(@IT 西村賢)

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