Linux Foundationがデータベースを公開、インテグレーション全般をカバー
オープンソースツールが活躍するのは「開発」フェイズだけじゃない
2008/03/19
The Linux Foundationは3月19日、212種類のオープンソースソフトウェア(OSS)をデータベース化し、システムインテグレーションの各ステップでどのように利用できるかをまとめた「いろいろなSIプロセスで使用できるOSSツールの調査」を公開した。実際の活用状況を基にツールが紹介されている。
この調査では、システムインテグレーションを「要求/要件定義」から「分析/設計」「開発」「構築」「運用/保守」など12のフェイズに分類し、各フェイズで利用されているOSSツールを紹介している。
各ツールは、実際の活用状況に応じて「◎:ほとんどのベンダ・SIerが既に採用している」から「♪:複数のベンダ・SIerが注目、今後評価が進む見込み」まで4段階で評価され、アイコンにより一目で浸透状況を把握できる仕組みだ。商用システムへの組み込み時に課題となるライセンス情報についても記載されており、必要なツールを簡単に検索することができる。
The Linux Foundationが公開した調査結果では、システムインテグレーションのフェイズごとに、同等の機能を提供する商用ソフトウェアとともにOSSツールを紹介している同調査ではまた、商用ツールとのマップも作成しており、各フェイズで商用ツールと同じように使えるOSSツールという形で検索することも可能だ。
従来OSSツールというと、開発ツールの印象が強かった。しかし今回の調査結果によると、開発に限らず、要件定義やテスト、システム変更管理など、システムインテグレーションの全フェイズにわたってOSSツールが存在し、商用システムに適用できるものも多く存在していることが明らかになったという。
このデータベースは、The Linux Foundationの「SI Forum」ワーキンググループの活動成果で、2007年4月から2008年2月にかけて、フォーラムに参加しているベンダやシステムインテグレータの協力を得てまとめられた。同団体ではさらなるOSS情報の提供を求めている。
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