富士通、グリーンIT団体に国内企業で初参画IBMなど設立の「The Green Grid」

» 2008年03月24日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 富士通は3月24日、データセンターやIT機器のエネルギー効率の改善を推進する業界団体「The Green Grid」に国内企業として初参画したと発表した。同社は「各種のエネルギー効率に関するノウハウや手法、これまでの技術的蓄積を、業界基準などの策定や標準化に役立て貢献していく」としている。

 The Green GridはIBMやデル、ヒューレット・パッカードなど米国のIT企業が中心となって設立。設立メンバーは11社で、ほかに技術作業部会に参加するコントリビューターメンバー36社と、The Green Gridが作成した技術文書が利用できるジェネラルメンバー150社以上が参加している。

 富士通はコントリビューターメンバーとして参画した。同社は2007年12月に顧客企業の環境負荷を低減するプロジェクト「Green Policy Innovation」を開始すると発表。ITファシリティの省電力環境最適化サービス「グリーン・インフラ・ソリューション」の提供も始めると発表した。

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