ラボ・オン・チップとして商品化

チップ上でインフルエンザ・ウイルスを検査

2008/03/24

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 STマイクロエレクトロニクスとVeredus Laboratoriesは3月24日、携帯型のインフルエンザ検出向けチップ「VereFlu」を商品化すると発表した。チップ上に分子生物学的な検査装置を集積する「ラボ・オン・チップ」(labo-on-a-chip)を実用化した商品で、チップ上の小さな領域に病原体となるウイルスを含む微量サンプルを指先サイズの使い捨てチップで処理して分析する。従来、ラボ環境で数週間を要した検査期間を、2時間以内に短縮できるという。

 VereFluはA型およびB型のインフルエンザ・ウイルスを検出し、A型インフルエンザの中でもヒト・インフルエンザやH5N1型の特定を行い、すべての亜種を1度の検査で識別することができるという。

 STとVeredusの2社は協同でVereFluプロジェクトを進めてきたが、今回の成功に後押しされる形で共同研究所を設立。今後はインフルエンザ以外の感染症、腫瘍、心臓疾患マーカーなどでも製品化を予定しているという。

(@IT 西村賢)

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