ジェイマジックが発表

画像連動広告の新システム、「顔ちぇき!」と同じ基盤で開発

2008/03/25

 インターネットサービスを展開しているジェイマジックは3月25日、Webサイト上の画像コンテンツを自動で解析し、画像の内容に合った広告を配信する画像連動型広告「Adphoto」を開発したと発表した。大流行した携帯電話向けサービス「顔ちぇき!」と同じ基盤技術を使っている。

 「顔ちぇき!」と同じなのはジェイマジックが開発した画像検索プラットフォーム「SAYL」を採用していること。オリンパスの画像認識技術でWebサイト上の画像コンテンツを解析し、SAYLのデータベースから合致する広告を抽出して表示する。

 Adphotoを使うことで画像だけで構成されるようなWebサイトでも内容にマッチした広告を表示できるようになる。例えば、風景画像が掲載されているWebサイトには旅行に関する広告を配信する、などの使い方ができる。PC向けWebサイトだけでなく、携帯電話向けのWebサイトでも利用可能。

 ジェイマジックは広告代理店やメディア運営企業に対してAdphotoを販売する。

jmagic01.jpg 画像連動型広告「Adphoto」の広告配信イメージ

(@IT 垣内郁栄)

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